Alternative991's Blog

アニメで気になった描写の忘れ形見

“404 not found”のサイトを表示する方法

今回はリンク切れやサーバーから消えてしまい見られなくなってしまったサイトを復活させる方法をご紹介。
インターネットを使う人なら検索エンジンやリンクを辿って「おっ、この記事良さそう!」と思ってクリックしたら“404 not found”と表示されて見られなかった…なんて経験をしたことは一度や二度はあるのではないでしょうか。
そんな状態を解決できるサイトがWayback Machineです。既にご存知の方も多いかと思いますが、こちらのサイトは1996年からアーカイブを開始し、現在では世界1500億以上ものWebページを保存しているという驚きのサイト。
 


 


使い方は簡単で、まずはサイト上部にある検索バーに復元したいサイトのURLを入力してEnter(Take Me Back)を押します。
次のページでは上部のグラフから年(西暦)を選択し、下部のカレンダーから月日を選択すれば保存されていた当時のサイトが表示されるので復元完了です!(閲覧可能な月日はカレンダー上に青丸として表示されています)
 

これで見ることのできなかったあんなサイトやこんなサイトも当時の記録のまま復活させることができちゃいます。原形を留めていない場合もありますが復元できるだけでもありがたいのでそこに文句をつけるのは無粋というもの(笑)
ちなみにFire Foxユーザーであれば今回のWayback Machineを利用した404-Error ?複数のキャッシュサイトを利用したResurrect Pagesというエクステンションもあるみたいなので試してみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら(ITmedia エンタープライズ)をご参考ください。ただし私は使用したことがないので動作等の保証はしかねます。
また、Wayback Machineとは違いサイトが限定的になるものの、日本の国立国会図書館のWeb事業で官公庁や都道府県、各種法人などのサイトをアーカイブしているWARPというサービスもあるので併せて利用すると良いかもしれません。
 

これでもう何も恐くない!
 

…と言いたいところですが、世界中全てのWebサイトを保存することなんて不可能に近いので当然のことながらアーカイブされていないサイトもあります。
そのときは検索した時点で“Hrm. Wayback Machine doesn't have that page archived.Want to search for all archived pages under 〜 ”なんて英文が表示されてしまうので、残念ですがまた別の方法を探すか潔く諦めたほうがよいかも知れません。

いずれにしろWayback Machine自体はいざというときに役に立つかもしれないので知っておいて損はないかと思います。古いサイトや特定のサイトで定点観測的な見方をしたいときなどにぜひご活用ください。
 

追記:記事を書き終えてから気づきましたがWayback Machineは過去Gigazineさんも取りあげていたみたいですね。2008年当時保存されていたWebサイト数は850億みたいなので、この4年間でおよそ650億ページというハイペースで追加されているようです。